どうもこんにちは、ユーヤです。
あ、最近本名ですか?って聞かれることも多いんですがバリバリ本名です。
最近、noteや講習が流行っていますよね。
あまり公にはやってないですし、宣伝もしていませんが、僕自身もnoteを出しているし講習もやっています。
(恋愛コンサルで起業してるのに適当で草)
noteや講習っていいですよね。
いまでこそ講習は受けませんが、いまだに気になるnoteは買います。
自分の考えもつかないようなことがnoteには書かれていたり、凄腕の人の考え方を学ぶことができたりと、お金さえ払えばなんでも情報が手に入る時代が来ました。
ですが、そんな「お金で情報が買える時代」だからこそ起こっている現象もあるのではないかなと思っています。そして私自身そこに陥りました。
noteを買って、講習を受けて、望む結果はついてきてますか?
今日はその話について書いていこうかなと思います。
ノウハウコレクターと私
ノウハウコレクターとは、ネットビジネスで使われる用語で、情報商材や書籍を通して多くの知識を持っているものの、思うような収益があがっていない状況を指す。
今だから言いますが、僕はノウハウコレクターでした。
ネットで見かけるありとあらゆる恋愛の情報商材を買い、凄腕のナンパ師がnoteを出すたびにお金を出して購入し、結果を出している人が講習をするとなれば直接会いに行き、あらゆる知識を学んだ・・・
フリをしていました。
TAV、カヲル、アリアスなど、情報商材を買い込むも、情報量過多すぎて見ることができない。ボリュームが多すぎる。
見る前から結構おなかいっぱい。
それでも、せっかく買ったのだからと見進めるのですが、ちょっと学んだと思ったらすぐに別のことに目移りし、教材を読み終わる(聴き終わる)頃には「なにを話していたのか全く覚えていない」
集中できてないんだから当たり前です。
noteはクレカで簡単に支払いが終わりますが、「あとでいいや」と思い結局開かないままにしてしまったり、内容を見ても実践ができないということが続いていました。
そして、あらゆるnoteを見ては、「でもこれ、書いた人がスゲーから結果が出てるんだろ?俺がやっても意味ないんだろ?」とか思っていたし、「本当に大事な情報は実は書かずに出してんじゃね?」などと思っていました。なにからなにまで評論家気取りのお偉いさんのような態度で情報を扱っていたのです。
それはなぜなのか?
思い切って暴露します。
そのときの自分は、「めっちゃ自己投資にお金をかけている自分カッケー」と、自分に酔っていました。
そしていつ日か、情報にお金は払い続けるけど実行には移さないノウハウコレクターが誕生していました。
「巨乳を抱きたい」
「かわいい女の子をゲットしたい」
「凄腕になりたい」
そんな自分の願望とは裏腹に、なかなか行動に移すことができない自分がいました。
ですが、自分はそれができていませんでした。
なぜノウハウコレクターになってしまうのか?
人はみな、欲しい結果があって、そこに向かってなにかを頑張っています。
医者になりたいから受験を頑張って医科歯科大に行くとか、
野球選手になりたいから頑張って野球をやるとか、
簡単なことでいうと仕事に就きたいから履歴書書いて面接に行くとか。
行動してこそ、結果になりますよね。ですが、結果のために行動しても思い通りにならないこともあります。
恋愛活動なんてその最たるものですし、なくたって死にません。
だから、行動できないんです。
現実を直視=できない自分を認めることになるからです
もしも自分が受験のために努力して勉強しても、不合格だったら自分のダメさを現実に突きつけられることになります。
ナンパやネトナンも同じです。一生懸命声かけして、アポ取って、ホテルに誘っても、断られたら自分の無価値さを突きつけられることになります。
だったら行動しなければマシ。自分が「行動してないから結果が出てないだけ」「俺はまだ本気出してないだけ」と自分を正当化することができます。
そして、結果が出ている他人を心の中で攻撃し、自己保身をします。「あいつは顔がいいから」「即系に当たっただけだろ。俺が同じ子に声かけてたら即れてた」「あいつは身長高いじゃん」「金持ってるしな」
そうして、自分と周りを比較し続け、理想と現実のギャップに直面することがおそろしくなり、一層身体は動かなくなります。
人は傷つくことを恐れている
だれだって。とまでは言いませんが、多くの人は傷つくことを恐れながら生きています。
ガンシカされたらへこみます。
トークがうまく回らなかったら自信がなくなります。
つまんない顔されたらダメージを受けます。
ホテルに誘って断られたら傷つきます。
眠たい中、始発までナンパして坊主だったときは、次の日1日寝て過ごして時間を潰してしまい、なんて無駄な時間を過ごしてしまったんだと絶望します。
一方、noteを読んでいるときには全能感に包まれるかもしれません。「一般人が知らないような知識を俺は今持っている!」「こんな情報がこの値段で買えてよかった!」そんな気持ちになるかもしれません。
noteはたしかにいいツールです。ですが、noteを読んだところでなにか行動をしなければ1ミリも成長しません。
確かに、自己投資することは素晴らしい。お金を支払って学ぶ姿勢も素晴らしい。でも、それだけなんです。
お金は減るかもしれませんが、心はすり減らない。
noteは、結果が出ない人が救いを求めるためのお手軽な宗教なんです。
本当に恥ずかしい話なんだけど、noteや講習を受けまくっていた頃、自己投資していない人を口では言わないまでも、「なんでやらないんだろう」とバカにしている自分がいた。
不思議なことに結果が出るのはnoteや講習を受けまくっている自分よりも、現場に出続けて傷つきながら頑張ってる人たちだった。— ユーヤ (@naishiyon) March 18, 2020
思うに、自己投資はお金以外の痛みがないので、自分の中で勝手に悦にひたることができる非常にお手軽な宗教だと思う。実際女の子と会えば傷つくこともあるし、絶望することもある。本当の痛みはお金じゃなくて人と向き合うときにわかるし、それを知ってるから人は動けないんだと思う。
— ユーヤ (@naishiyon) March 18, 2020
ではどうすれば結果がついてくるのか
結果を出すには、前述したとおり、行動する以外道はありません。
そして、いくらnoteや講習を完コピしたところで自分は自分の望む結果を得ることはできません。著者と自分は別人だからです。
なんなら、noteなんか買うよりも、昼から朝まで繁華街で声をかけた方が成長するかもしれません。
記憶には陳述記憶と手続き記憶という二つの記憶の方法があります。
どんなに文字を読んでも、動画を観ても、それは忘れてしまいます。(陳述記憶)
ですが、一度乗れるようになった自転車の乗り方を忘れないのと同じように。
弾けるようになった楽器の弾き方を忘れないのと同じように。
体験したことは忘れないようにできています。(手続き記憶)
ナンパやアポで女の子と向き合って体験した全てのことは手続き記憶として蓄積され、忘れないようにできています。そうやって体験したことから学び、思考を深めていくことで成長することができます。
例えば、昔僕は女の子の前で下ネタをいうことがとても苦手でした。ですが、渋谷のナンパ師はスクリーニングをかけまくるので、路上で「Hしよう!!」なんて割とよくいうシーンもあるんですよね。
そこで、伝え方を知ったり、意外と女の子嫌がらないんだな、と思える体験がありました。
それから言い方を真似して、自分で言ってみると案外イケる。ときには「キモい無理!!」なんて拒否が出ることもあるんですが、なんぼでもトークで巻き返せるなぁってことがわかったんですよね。(例えば、「俺の方が無理だし!!」とか言って笑わせるとか)
一回体験してみる。バンジージャンプの映像はyoutubeにいくらでも上がっていますが、飛ぶ前の恐怖、3、2、1のときの心境、飛び降りてからゴムが伸びきるまでの気持ち、風の冷たさなどは飛んだ本人しか決してわかりません。(僕は飛んだことないです!笑)
ノウハウコレクターになってませんか?僕はなってました。今も気をつけてます。でも、だからこそ雨の日以外、毎日街に出てます。
そしてなにより、自分で考えて改善していくように常に意識し続けています。
noteや講習を受けても思うようにいかないなって人は、事実と向き合うことを恐れていないか、今一度自分と向き合ってみるといいかなと思います。
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